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高齢者の「冷え」は怖い

  • 執筆者の写真: 訪問看護ステーション ののはな
    訪問看護ステーション ののはな
  • 2023年11月1日
  • 読了時間: 2分


皆さま、こんにちは!いつも当訪問看護ステーション、ののはなをご利用いただき、誠にありがとうございます。



寒さが増す冬の季節、特に高齢者の方々には厳しいものでしょう。



今日は、「高齢者の冷え」について深掘りし、その影響と対策を取り上げたいと思います。ここで共有する情報が皆さまの毎日のケアに役立てれば幸いです。








体が冷えるとどうなる?


 まず、「体が冷えるとどうなるのか?」から考えてみましょう。


冷えると、体内の内蔵機能が低下し、免疫力もダウンします。これが全身の活動に影響を及ぼすのです。驚くべきことに、体温が1度下がると、代謝は約12~20%も低下するとされています。



特に高齢者の方は、元々の基礎代謝が低く、体温維持機能も弱まっているため、一度体温が下がると、元に戻るのがより困難となります。



体温低下の悪影響


この体温低下は、さまざまな体調不良を引き起こします。むくみ・肩こり・腰痛・便秘・頭痛などの症状や、基礎疾患の悪化が見られることがあります。




なぜこんなことが起こるのでしょうか?


  1. 高齢者は筋肉が少なく、体温を作り出す機能が低下している。

  2. 体内で作り出した熱を手足などの末端まで運べない。血液の循環が悪いからです。

  3. 皮膚表面の温度が低く、冷えやすい。


これらの理由から、高齢者の方々は冷えによる体調不良に特に注意が必要となります。





冷え対策:血液循環を改善する


 さて、冷えの問題に立ち向かうための解決策の一つは、血液循環を改善することです。

ここで質問です、皆さま、毎日足先をしっかりと動かしていますか?



次回のブログでは、具体的な対策について詳しくお伝えします。体温を保つためには日々のちょっとした工夫が大切です。高齢者の冷えという問題を一緒に解決していきましょう!





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ののはな訪問看護ステーション

山田喜久子

〒167-0023 東京都杉並区上井草4-24-3 

03-6913-8743/Fax:03-6913-8769

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