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通院先の看護師が支援の輪を拡げた事例

  • 執筆者の写真: 訪問看護ステーション ののはな
    訪問看護ステーション ののはな
  • 2023年8月15日
  • 読了時間: 2分



こんにちは、ののはな訪問看護ステーションです。



日頃よりお世話になっております。本日は「通院先の看護師が支援の輪を拡げた事例」をお伝えします。










本日の事例は、70歳で独居している男性です。糖尿病で近医に通院しており、血糖測定と糖尿病コントロールのための注射を受けています。また、生活保護を受給しており金銭管理が困難で、食事療法ができず、食事や運動・薬によるコントロールが難しい状況にあります。





訪問依頼


訪問依頼は、通院している医院の看護師からありました。糖尿病により血糖コントロールのための注射が必要だが、自己管理が困難な状況にありました。調子が悪ければ、「救急車を呼ぶからいいよ」と言っていました。また、HbA1cの値は11㎎/dlで、基準値(5.6㎎/dl未満)を大幅に超えていました。




訪問開始当初


訪問看護を開始した当初、患者さんは「どうだっていいよ!」といった気分に波があり投げやりな言動が多く見られました。薬は飲んだり飲まなかったりし、転倒することもしばしばありました。



この期間、医院の看護師からは内服変更時や受診状況についての連絡があり、訪問看護師からは血糖測定や服薬確認、薬局への残薬調整依頼、傾聴、生活面についての報告がありました。




2年後


訪問看護を開始してから2年後、HbA1cの値は1桁になり、訪問当初よりも安定しています。また、糖尿病の合併症なく経過し、独居生活を続けています。


これも医院の看護師、ケアマネジャー、訪問看護師が連携し、患者さんの健康管理と生活支援に取り組んだ結果です。




「地域の中で支えたい」…その思いは一緒です。ののはな訪問看護ステーションは、患者さんの健康と生活の質の向上をサポートします。




ののはな訪問看護ステーション ☎03-6913-8743 fax03-6913-8769 〒167-0023 東京都杉並区上井草4-24-3 24時間 365日対応 ※在宅・施設に関わらずご相談ください ※看護相談受け付けています

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