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物忘れと認知症の違い

  • 執筆者の写真: 訪問看護ステーション ののはな
    訪問看護ステーション ののはな
  • 2023年9月1日
  • 読了時間: 2分


こんにちは、ののはな訪問看護ステーションです。


日頃よりお世話になっております。本日は物忘れと認知症の違いについてお伝えします。



皆様のお役に立てれば幸いです。








老化による物忘れと認知症の違い



老化による物忘れと認知症は、以下のような違いがあります。



老化による物忘れ

  • 一般的な知識(地名や人の名前)・体験の一部を忘れる

  • 食事をしたことは覚えているが何を食べたかは忘れる

  • 進行も悪化もしない

  • 日常生活行動への影響はなし

  • うっかりが多いと認める、自覚あり

  • ヒントがあれば思い出せる

  • 問題なし

  • 感情・意欲は保たれている



認知症

  • 自分が経験した出来事・体験したこと全部を忘れる

  • 食事をしたこと自体を忘れる

  • 進行していく

  • 日常生活行動への影響があり、何度も同じことを聞く、洗濯機の使い方が分からなくなる、慣れた道で迷子になる、約束の時間や病院の受診日を忘れる

  • 忘れていることに気付いていない、自覚なし、ヒントがあっても思い出せない

  • 新しいことを覚えられない、判断力や理解力が低下する、怒りっぽい、やる気がない、何ごとにも億劫になる



認知症の初期症状として、以下のチェック項目が挙げられます。

  1. 同じことを何回も話す

  2. 物を置き忘れて探すことが多い

  3. 料理・買い物等以前出来ていたことに戸惑う

  4. 金銭管理ができない

  5. ニュース等周囲の出来事に関心がない

  6. 趣味・活動の意欲がない

  7. 怒りっぽい等喜怒哀楽が激しい



 当てはまる項目が多く心配なときは、家族など身近な人に相談したりかかりつけの医師に相談するようにしましょう。



不安を一人で抱えないよう周りのサポートが必要です。



人は誰でも加齢とともに脳の機能が衰え、年相応の自然な物忘れがみられるようになります。認知症との境界は曖昧ですが、周りの人が変化に気づけば早期に対処できるのです。



ご本人やご家族が不安で苦しまないようにみんなで支えていきましょう☆







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