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地域の声から拡がった支援

  • 執筆者の写真: 訪問看護ステーション ののはな
    訪問看護ステーション ののはな
  • 2023年7月31日
  • 読了時間: 2分


こんにちは、ののはな訪問看護ステーションです。日頃よりお世話になっております。


本日は、「地域の声から拡がった支援」についてお届けします。












患者様の状況


80歳台の女性で、独居しています。彼女は糖尿病で通院していたのですが、春から半年の間に急激に認知機能の低下が進み、身の回りのことができなくなりました。




もともとは…


彼女は家の周りの掃除をし、整理上手でした。また、近所の高齢者を支え、外出していました。通院は1人で問題なく行い、薬もケースにセットして管理していました。




半年後の彼女


彼女の体重が20Kg近く減少していました。自分で食事の準備ができず、食べることを忘れるようになりました。外出しても帰れなくなり、受診もできなくなりました。


また、転倒するようになりました。

ここで、大家さんが彼女の変化に気付き、支援が始まりました。ケアマネジャーが決まり、訪問開始へと繋がりました。




支援を受けて


1日1~2回の見守りで、彼女は食事をしっかりとるようになりました。「美味しい!美味しい!」と笑顔を見せてくれます。


更衣や部屋の清潔が保たれるようになりました。デイサービスに通所し、入浴や他者との交流ができるようになりました。


服薬管理や体調確認、排便コントロール、栄養状態回復のためのアドバイス等により、彼女の状態の改善をはかりました。



地域の声に対し、ケアマネジャーの迅速な働きかけが生活の質の確保に繋がりました。



地域の声から支援が拡がることもあります。それを受け止め、ケアマネジャーを中心にそれぞれができることを行い、繋げていくことが生活の質の回復につながります。






ののはな訪問看護ステーション ☎03-6913-8743 fax03-6913-8769 〒167-0023 東京都杉並区上井草4-24-3 24時間 365日対応 ※在宅・施設に関わらずご相談ください ※看護相談受け付けています

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