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高齢者の皮膚の乾燥

  • 執筆者の写真: 訪問看護ステーション ののはな
    訪問看護ステーション ののはな
  • 2023年11月15日
  • 読了時間: 2分



こんにちは、ののはな訪問看護ステーションです。



日頃よりお世話になっております。本日のテーマは「高齢者の皮膚の乾燥」です。


乾燥に悩むこの時期に、少しでも苦痛なく過ごせますように。皆様の日々の業務にお役に立てましたら幸いです。













高齢者の皮膚の特徴



高齢者の皮膚は、特に以下の二つの特徴を持っています。



①加齢に伴い皮脂や汗の分泌が減少し、皮膚の角層の水分保持機能が低下します。これにより皮膚の乾燥が強くなり、「かゆみ」を生じることがあります。


②新陳代謝が低下すると皮膚の弾力性が低下したり皮膚が薄くなり脆弱になります。これにより傷ができやすくなり、できてしまうと治りにくくなります。




皮膚の乾燥が進むと・・・



皮膚の乾燥が進むと以下のような症状が見られます。

  • 乾燥

  • かゆみ

  • 湿疹

  • 重症化して感染症を引き起こす可能性




スキンケア


皮膚の乾燥対策として以下のスキンケアが推奨されます。

  • 洗浄:皮脂を落とし過ぎない弱酸性のもので洗い、石鹸のすすぎ残しがないようにします。ゴシゴシこすらず、入浴は熱すぎないお湯で長湯は避けましょう。

  • その他:部屋の湿度を保つようにし、爪の手入れは定期的に行い掻破を防ぎます。

  • 保湿:入浴直後の皮膚がしっとりしている時に保湿し、擦らないように手のひら全体を使い、気の流れに沿って保湿剤を塗ります。保湿剤には伸びが良いものがおすすめです。



小さなことの積み重ねが日々の体調維持に繋がります。

今年も皆様からのご支援に心から感謝申し上げます。






ののはな訪問看護ステーション ☎03-6913-8743 fax03-6913-8769 〒167-0023 東京都杉並区上井草4-24-3 24時間 365日対応


※在宅・施設に関わらずご相談ください ※看護相談受け付けています

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